毛利顧問の ”皆さんお元気ですか” 令和8年11月5日

毛利顧問の ”皆さんお元気ですか” 令和8年11月5日

皆さん、お元気ですか。いやいや「トランプ大敗北」ですね。まあ、トランプ野郎本人が負けた訳ではありませんが、ようやくアメリカ人もトランプの危険性について理解したと言う所でしょうかね。隣国のベネズエラに飛び込みそこの大統領を拉致したり、何の関係もないイランに攻め込み、世界的な物価高の基を作ったりと、余計なお世話をしてくれましたね。物価高の元凶ですよ。

それより許せないのは一族郎党の資産の増額ですよ。世界的な事件を起こし株価を上下させ、その都度株価の差額で利益を得ていたではありませんか。原油の乱高下についても世界規模ですから、儲けの幅は天文学的数値ですよ。ひょっとして彼は、一族郎党が支配する企業に儲けを与えるために戦争を仕掛けていたのかもしれませんね。人が死んでいるのですよ。飛んでもない野郎です。などと米国の中間選挙を切り口に、今回も毛利のアドレス帳に載っている方々へBCCにて配信しております。メーリングリスト該当者は外したつもりでしたが、混入しておりましたらご容赦ください。

 先日、ドキュメンタリー映画「東京上空300メートル」なる映画を観に行きました。余り有名な映画ではありませんので、この様な映画を上映出来るのは「ポレポレ東中野」と言う小さな映画館だけです。面白い名の映画館でしょう。10年ほど前、私がアフリカ大陸最高峰のキリマンジャロに登った時、現地のガイドは何時も「ポレ ポレ、ポレ ポレ」と唱えてくれましたね。現地のスワヒリ語では「ゆっくり ゆっくり」と言う意味でした。その言葉に従いゆっくり登って、アフリカのサミットを制覇したことが有りました。

まあ、そんなことは如何でも良いのですが、私は映画を観る事はめったにないのであります。しかし、話題性のある映画はチェックします。この映画館には、以前、アフガンの中村哲氏のドキュメンタリー映画を観に行ったので、場所は知っておりました。しかし、駅の出口を間違えると悲劇ですね。てっきり線路沿いの小道に隣接と言う記憶が邪魔をし、マンションの中に誘導されてしまったのです。地元の人に知られた映画館で良かったですよ。

何とか辿り着いた時は、開演15分前で、座席も残り7席と言う瀬戸際でした。凡そ100席は観客で埋められており、言ってみれば満席の状態でした。チケットと席(前から二列目)を確保し、上階にある喫茶店に駆け込み「ハンバーガー」を口に頬張り、開始1分前に席に着きました。開始が12時10分と言うのも、何か嫌ですね。それでも、ポレポレ入場者は100円引きと言う事でハンバーガーは550円で食することが出来ました。

見終わった後の感想は「何ともやるせない」ものでした。ドキュメンタリー映画ですからハッピエンドとはいかず、敗戦国の悲哀が表れておりました。先の大戦に敗れた我が国は米国との地位協定により、惨めな状態に置かれております。映画には米軍による特権意識と日本の弱腰がそこかしこに現れておりました。本来、日本の上空をヘリコプターなどで飛ぶためには、現在地から半径600m以内で最も高い構造物(建物や塔)から上空300m以上が飛行区域として定められております。私の住む港区の場合は東京タワーがそれにあたり、333m+300mで633m以上を飛ばないと違反になります。スカイツリーでは634m+300mで934m以上と言う事になります。

ところが、米軍のヘリコプターはそれを無視し、酷い時にはビルの合間を縫って飛ぶ事が問題になりました。高層ビルはスラロームのポールじゃあないんだよ、まったく。その状況をカメラで追い、画像を提出しても罪に問えず、「以降、この様な不祥事は厳に慎みます」程度を口頭で頂く程度で、日本政府も指をくわえているだけなのであります。

東京六本木の米軍施設「赤坂プレスセンター」へは、福生にある「横田基地」を始め、各方面からヘリが飛来し、その殆どが違法な飛行を繰り返しているのです。トランプが来た時もヘリコプターを使ってここに着きましたね。その違法行為をカメラで納め、映像として発進した訳ですが、米国側に反省の態度は見られませんでした。別な映像には機内で私服に着替え、赤坂の有名ラーメン店に出入りする米兵の姿も捉えておりましたが、何も言えないのが現状でした。彼らは遊びで基地やヘリを使っているとしか考えられない場面もありました。恐らく、遊覧飛行なども有るのでしょう。腹が立ちますね。

作品は第一章「日本の空は誰のものか」第二章「誰が犯人を逃がしているの?」第三章「米軍基地は誰のためにあるのか」として、第一章では戦後81年を経ても変わらない我が国の姿をあぶりだしております。第二章では米兵による殺人事件や性的暴行に対する、我が国の無力さと官僚が地元民に行う、苦し紛れの答弁が空しかったですね。第三章は「日米同盟」の名の下に、米軍有利に展開している「日米地位協定」の現状をあぶり出し最終章「星条旗と日本人」へと繋がっておりました。

第二章では、昭和32(1957)年に群馬県で起きたジェラード事件が取り上げられておりました。生活苦から演習場で金属製の空薬きょうを拾っていた農家の主婦を、ジェラードなる兵隊が薬きょうを投げておびき寄せ、背後から主婦を撃ち死亡させたと言う事件です。日米間で裁判をどちらが行うかが論争になりました。世論の後押しを受けた日本側が裁判権を行使し、11月19日に懲役3年執行猶予4年の実刑判決を得ましたが、彼は僅か二週間後の12月6日に帰国しております。この時、日米間で罪の減刑などでの密約が有ったことが、後の米国の秘密文書で判明しております。

その他にも米軍による少女暴行事件など目に余る行為が行われましたが、日本政府が真剣に抗議した事実ありませんでした。これ等の事々を、官僚の方々(省庁は不明だが恐らく防衛省)に質問する場面も在りました。彼らが明確に答えられない事は知ってのインタビューでしたが、「あなた方が答えられないのは分かっての質問です」などと言うアドリブが入るほどの場面もありました。「出世は二の次で国民のため」と言う気骨のある官僚は居ないのでしょうかね。私の友人に元官僚の飲み仲間がおりますが、彼だったら反旗を翻す事が有ったのではないかと期待しておりますが、昔はこの様な官僚も居たのです。

先の大戦を共に戦った日独伊は、終戦後、国内に米軍など連合国側の基地が設けられ、共に苦労を浴びていた訳ですが、未だに、地位協定や「米軍特権」を残しているのは日本だけと言う事です。この様な現状は国や政治家も官僚も知っている事ですが、何故か表ざたにはしませんね。あんな「抱き着きババア」が首相でいるうちは駄目なのかもしれませんね。

令和8年11月5日       毛利

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