毛利顧問の ”皆さんお元気ですか” 令和8年1月1日

毛利顧問の ”皆さんお元気ですか” 令和8年1月1日

皆さん、お元気ですか。改めて「明けましておめでとうございます」今年もよろしくお願いいたします。2年前は正月に大きな地震が来て驚きましたが、今年は穏やかな正月でしたね。何時もこうあって欲しいですね。大体、正月は皆でゆったりと過ごすのが古くからの仕来たりみたいなものでしたね。

 しかし、私の場合は正月に家にいるのはここ数年の事になります。20代から40代の頃は、スキーツアーでゲレンデを駆け巡っており、50代から60代にかけてはネパールツアーでヒマラヤの麓を駆け巡っておりました。何故に料金の高い年末年始を選んだのかと問われれば(誰も問うてはおりませんが)長期休暇が取れるのはこの時期しか無かったためです。

あの頃の仲間も年を取りましたし亡くなった方も居られます。学校の終業式が終わった夜は、学校の工場に集まりバスを仕立ててスキー場へ向かったものでした。スキーツアーの反省会が2月のバレンタインの日の後に行われましたが「バレンタインでチョコレートを貰えなかった人に」と言うのがコンセプトでした。楽しかったですね。ツアーにも反省会にも息子たちを連れて行ってましたが、よく面倒を見てもらったと感謝しております。

 このところは、家にいることが多くTVにくぎ付けです。番組は、ドキュメンタリーや唄番組が主でドラマは見ませんが、ドラマを見始めると最後まで観てしまいまます。どうしても結末が気になる質です。などと自分の正月の過ごし方を切り口に今回も毛利のアドレス帳に載っている方々へBCCにて配信しております。メーリングリスト該当者は外したつもりでしたが、混入しておりましたらご容赦ください。

 ユニクロを展開するファーストリテイリングは2026年以降に入社する新卒者の初任給を37万円に引き上げるとの事です。今年からと言う事ですが前年の25年春より4万円も高くなるとの事です。年収ベースでは約590万円と言う事ですから羨ましい限りですね。残業代や一時金などの手当などは含まない基本給と言う事ですから凄いですね。

 高給で知られる商社では三菱商事が34万円、伊藤忠商事が36万円、メガバンクの三菱UFJ 銀行と三井住友銀行が30万円みずほ銀行が28万円との事です。不動産関係では三井不動産が32万円三菱地所が33万円との事で、何処も30万円を上回り、IT関連ではサイバーエイジェントが42万円サイボウズも初任給を40万円に設定するなど、高額な額が公表されております。

 私が大学を出て社会人になった時の給与は2万円弱でありました。それから高度成長時期に併せるように給与も上がり、ひもじい思いはしなくて済みましたが、手元には全く残らなかったですね。「宵越しの銭は持たない」などと言う言葉は知りませんでしたが、何故か残らなかったですね。まあ、独身の頃は「風呂屋に行く」と言ってアパートを出て、帰るのが夜中の23時などと言うのは当たり前の時代でした。今考えても、よく体と金が持ったなと、人生の七不思議でもありました。

 卒業生の初任給もうなぎ上りに上昇し、20万円の壁などは直ぐに飛び越え、23万円台に入った頃に「バブル崩壊」でした。建設業界はバブルがはじけた後も、そこそこに初任給は現状維持を続けておりましたが、次第に初任給も下がり始めました。そして、大卒が20万円ほどで高卒が17万円程に納まり、その様な傾向が長年続いたと記憶しております。いわゆる、失われた30年そのものですね。

 しかし、現実はもっと酷いものでした。私は某私立大の評議員を長年やっておりましたが、その大学職員の初任給が17万円台でしたよ。高卒と変わらないではありませんか。東京ではありませんが首都圏にある大学ですよ。職種は事務職でしたが大卒者への給与としては驚くべき低さですよ。私はこの様な状態では人材が集まらないと主張し、改善を呼びかけ、同意見の方もおられましたが決議にまでは至りませんでした。残念でしたが私は職を辞しました。

 それが突然の値上げですよ。何があったのでしょうかね。背景には海外での賃金水準の高さがあると言われております。米国の統計によりますと米国の20歳から24歳の年収は4,1万ドル日本円で約640万円とユニクロより高額ですが、日本平均の341万円より大幅に違いますね。まあ、現地の物価高を考えればトントンと思われますが、今の若者は賃金の高い処へと言う志向が強く、給与を挙げないと若者が海外へと逃げてしまうと言う恐れがあるとの事です。

 そりゃあ、ゼニカネが全てではありませんが、必要条件としてのお金は大事です。特に、今時の若い者は仕事の内容より給与の高低が気になる模様ですしね。清貧を求めるのも結構ですが、生活の基盤がしっかりしていない状態では力も出せませんよ。今は、海外からの技術研修生や移民の人たちが来てくれているから成り立っている仕事もあるのです。この様な人々を受け入れ拒否すれば、成り立たなくなる職種もあるのです。地べたに這いつくばり種付けをする人がいなくなれば誰がするのですか。日本人が取得しなくなった自動車整備士の仕事など誰がやるのですか。参政党を支持する人々にお聞きしたいですね。

 などと、正月早々愚痴と政局への批判で始まりましたが、今年の目標の言葉はと問われれば(誰も問うてはおりませんが)、今年は昨年同様「山」で行きたいですね。風林火山の「不動如山」の山です。何事にも動ぜず泰然自若として生きたいですね。持って生まれた「軽率さ」を今年こそ改めたいと決意しております。

 皆さんの今年の一言は何でしょうか。 頑張りましょう。

 令和811日        毛利

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