毛利顧問の ”皆さんお元気ですか” 令和7年2月21日

毛利顧問の ”皆さんお元気ですか” 令和7年2月21日

皆さん、お元気ですか。いよいよ北極圏への旅が迫って来ました。来週の26日からですよ。「厳冬期のスピッツビルゲン島を歩く」と言うのがコンセプトですが、防寒着は何を着ていくか滑り止めはどの様なものが良いかなど、試行錯誤しつつ準備を進めております。この島は北極点に一番近い島で、唯一、人が住んでいる島との事です。ホテルを基点に「氷の洞窟」探検「犬ぞり」体験「オーロラ」観光などと歩き回る予定ですが、トナカイのステーキなども有るのでしょうか。楽しみですね。などと、北極圏への冒険を切り口に、毛利のアドレス帳に載っている方々へBCCにて配信しております。メーリングリスト該当者は外したつもりでしたが、混入しておりましたらご容赦ください。

 昔、剣道をやっていた頃の仲間が七段に昇段しました。一昨年の仲間に続いて二人目です。剣道仲間と言えば、3年前は元東京都議会議長を務めた経歴を持つ和田宗治氏が七段に昇段しております。凄いですね。やはり、「二度あることは三度ある」は事実でしたね。良い事です。当然、昔の仲間を集めての祝賀会ですが、こちらの方はなかなか集まりません。当時の仲間の多くは「鬼門」に入っており、呼び戻すことは出来ません。

 などと、簡単に「鬼門」なる言葉を使いましたが、気になって調べてみました。本来、鬼門と言えば①陰陽道で邪悪な鬼が出入りするとして忌み嫌われた北東方向や場所のこと②行くと悪い事に出会う場所などの意味で、我々が当たり前に思っていた「死後の世界」では無い事が判明しました。しかし、「鬼門に入る」と言えば、禍々しき方角に足を踏み入れるが原義で、派生して災難や不幸への路に踏み入る事にも使われるとの事です。災難や不幸の最たるものが「死」である事から、場合によっては「死ぬこと」をこの様に書くこともありうるとの事でした。良かったですね。この年になるとつまらない事が気になるものでございます。

 まあ、そんな事は如何でも良いのですが、そんな訳でオールドフェースを4人ほど集めました。新人をニューフェースと呼びますので老人はオールドフェースと名付けましたが、あまり一般的では無い様ですね。居酒屋も昔通っていたところです。予約も電話ですよ。電話口に出たママさんが声を聞くなり「お久しぶり」と反応して頂き、話がトントン拍子に進みました。

 ところが、このオールドフェースの飲むこと飲むこと、凄まじいものが有りました。料理もバンバンですよ。まあ、大半が現役の剣士たちですからね。中には焼き鳥が苦手な方も居られるのですが、そんな事は気にしません。ねぎま、タン、ハツ、カシラなど次々に注文し、本人の目の前で焼き鳥の講釈ですよ。一歩間違えばハラスメントかいじめですが、昔からの習慣での無礼講でした。お祝いの一言は乾杯の時だけでしたね。まあ、これも昔からの習慣ですから誰も怒りません。楽しかったですね。

 その為の後遺症は翌日でしたね。頭が痛く多少下痢気味でトイレには足しげく通わせていただきました。ここでも「足しげく」を使って良いものか迷いましたが気にしない事にしました。使い方が間違っておりましたらご勘弁ください。それにしても、帰路の電車で乗り過ごさなかった事に安堵しました。

 電車で思い出したのですが、行の電車に乗るため浜松町と言う駅に向かっておりました。私の家からこの駅まではペデステリアンデッキが繋がっており、車道を通る事無く駅まで歩くことが出来るのであります。そうすると、見晴らしの良い処(例えばビルの谷間から東京タワーが見えるなど)に、多くの人々が群れているのです。中には三脚を構えている方も居られました。

 気になって声をかけてみましたところ「ドクターイエローの最終走行で、10分後にはここを通過する」との事でした。機体の老朽化に伴い引退するとの噂は聞いていたのですが、それが、今日の、10分後との事です。見る、見ないと悩みなしたが、会の主催者でもあり遅れるわけにもいかず涙を呑んで居酒屋に急ぎました。しかし、この列車は不定期で見かける事も珍しく、見かけたときは「ラッキー」で良い事が起こるとの評判でしたが、何処から通過の時間帯が漏れたのでしょうかね。まあ、これは良い意味の漏洩ですね。

 漏洩と言えば安倍元首相のスキャンダル「モリカケ事件」ですね。自民党が官僚までを巻き込んで、必死に抑え込みに掛かりましたが駄目でしたね。安倍晋三が亡くなると重しが取れた如く、次々と真相が暴露されました。議員の忖度ほど惨めなものはありませんね。それでも、今は、私は関係ありませんとばかりに現場に復帰しておりますね。まあ、これが致命傷となり落選した議員もおりますがね。

 まあ、この様な体質が改まらないから先の選挙で敗北しておりますね。国民を「馬鹿だ」と思っていたら、まんざら馬鹿でも無い事が証明され、政局に影響しておりますね。「103万円の壁」の見直しなど、自公政権では歯牙にもかけない事項だったでしょうね。国民も「変えられる」事を実感しましたから、これからの選挙は面白くなりますね。

などと、取り留めのない内容でした。平成26年の今頃、南極大陸に上陸しあの南極海で泳いだ証明書「アイススイミング」の話はしてありますが、今回の北極海は氷に覆われているため無理でしょうね。まあ、年寄りの冷や水にならない様に気を付けて行ってきます。

令和7年2月21日         毛利

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