皆さん、お元気ですか。
ここしばらく晴天が続き雨一粒降らなかった東京に、突然の雷雨ですよ。今月10日木曜日の事です。昼は太陽の光が肌を突きさす様な晴天でしたが、夕刻になり一転にわかにかき曇り雷鳴と共に大粒の雨が降り落ちて来ました。このところ、2週間ほど暑い晴天が続いておりましたから、私を含めた動植物にとっては恵みの雨でありました。雷雲が空気までかき混ぜてくれたので、翌日からは平年並みの気温に戻りました。最高気温などは一日で約10℃もの下落ですよ。やればやれるじゃあないですかと天にエールを送りたくなります。などと、東京を襲ったゲリラ豪雨を切り口に、毛利のアドレス帳に載っている方々へBCCにて配信しております。メーリングリスト該当者は外したつもりでしたが、混入しておりましたらご容赦ください。
今年の6月29日の未明、我が国は国産の大型出力ロケット「H2A」を積んだ最後のロケットを飛ばしました。何でも50号となるロケットでH2Aとしては最後となる機との事です。今後は「H3」に引き継がれるとの事ですが、H2Aの果たした役割は大きなものでした。そもそもH2A型ロケットとは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)と三菱重工が開発した二段式の液体燃料ロケットで、これまで49回の成功率を誇るロケットだったのであります。
今年も半分が終わろうとしているこの時期に、H2Aロケットの最終号を打ち上げた事に、H3への期待が込められていると感じました。単純比較ですが長さはH2が53mであるのに対し、H3は57~63mの長さと規模が違います。そして、かかる費用も(打ち上げ一回の費用)H2が約100億から120億円だったのが、目標とは言っておりますがH3は約50億円と半額程度と見込んでおります。まあ、我が国の事業の事ですから、大幅な増額にはなると思いますが意気込みだけは買ってやりたいと思っております。
我が国のロケットの開発は遅れを取っており、本格的に取り組み始めたのが昭和30(1955)年ですよ。GHQの規制もありましたが、長さも230mmと言いますから23cm程度で、外径が18mmですから2cm未満ですよ。その形から「ペンシルロケット」などと呼ばれ笑われたものです。この時期、米国やソ連は月を目指した宇宙開発競争が行われている頃でした。日本の技術者も「追いつけ追い越せ」と頑張ってきたのでしょうね。
技術者たちはペンシルロケットを300mmまで長くし、遂に長さ60mmの二段式ロケッまで進化させ、H2Aに繋げたのです。今から50年も昔の事ですが、当時から米ソに次いでロケットの発射を繰り返していたのが中国でした。その頃、我が国は中国に対し、ODAを行って得おり、拠出総額3挑6600億円にも上っているのです。その中国も今では米国に並ぶ技術を有する国となり、我が国に対する態度も大きくなって来たのです。恥を知れと言いたい心ですが「カエルのつらにしょんべん」ですから、腹が立ちますが辛抱ですね。
腹の立つ話題をもう一発繋げます。何か、中国からの輸入制限が緩和されたと喜んでいる様ですが「ふざけるな」と言いたいですね。福島第一原発の処理水放出に文句をつけ、魚介類に対する輸入禁止措置を講じた事ですよ。国際原子力機構(IAEA)による無害のお墨付きに加え、中国が実施した海水検査でも異常は認められなかったにも拘らず、1年10ヶ月もの長期に渡り禁止を続けて来た挙句にですよ。
恐らく、中国が発言すれば追随する国が続々と出て来ると踏んでの行動だったのでしょう。しかし、彼らは自分たちが世界の国々から「信じられてない国&嫌われている国」であることに気が付かなかったのでしょうね。振り上げた拳を下ろすにおろせなくなり、長期間に渡って輸入禁止を続けて来ましたが、日本の業者だって別な国への販路を広げ、中国が無くったって採算が取れる環境にまで進んでいるのです。
顧みれば、彼の国とは昔からの付き合いがあり、我が国の文化や文明にも貢献してもらった時期もありました。しかし、江戸時代ごろからは日本の「表物」と呼ばれる加工品が大量に輸出されていたのですね。俵物とは干しナマコ、干しアワビ、フカヒレなどに代表される高級食材ですよ。北海道や東北を中心にこの俵物が集められ、中国大陸の富裕層の胃袋を満たしていたのです。いや、富裕層だけではなく庶民の味としても知られた食材だったのです。この習慣が今の世まで続き、高級食材として輸出されていたのです。
輸入を解禁すると言いながら、東北や関東の10都県の水産物は未だ輸入出来ないなど、言いがかりとしか言えない言動で脅しをかけているではありませんか。パンダだってそうですよ。それゃあ、契約と言うものが有り借用と言う事実は止むを得ませんが、我が国も契約内容への変更を主張すらしなかったのでしょうかね。私は別にパンダがいなくても大丈夫ですが、日本政府の弱腰が気に入りませんね。
米国に対してもそうですよ。何でもかんでもトランプの言いなりでは無いですか。今さらながら、米国人は何故にあんなマンガみたいな奴を大統領を選んだのでしょうね。気が知れません。まあ、米国のダウンタウンに行けば、麻薬中毒の連中がゴロゴロしているし、路地の片隅ではしょん便を垂らしながら寝転んでいる酔っ払いが居る様な国ですからね。シッカリしているのは一部のエリートだけですからね。
そんな気配を察知したのか石破さんも言いましたね「なめられてたまるか」だとさ。確かに日本は米国から嘗められっぱなしですよね。尊敬されているのは大谷君だけかもしれません。だからと言っては身も蓋もありませんが大谷が出るゲーム(MLB)は視聴率が高いのですかね。何時も偉そうにしている米国人をバッタバッタとなぎ倒すからでしょう。でもその殆どはキューバやプエルトリコなどカリブ海の島々からの出稼ぎ者が多いのが大リーグですがね。
などと、最後は文句たらたらの文に成ってしまいました。反省しておりますが、日本ももう少し自信をもって行動してもらいたいですね。参議院の選挙戦も真っ盛りですが何か白けてますね。原因はこの暑さかも知れませんね。暑さより熱い戦いをと言いたいとこですが、この暑さには敵いません。
令和7年7月12日 毛利