毛利顧問の ”皆さんお元気ですか” 令和7年6月7日

毛利顧問の ”皆さんお元気ですか” 令和7年6月7日

皆さん、お元気ですか。このところ忙しすぎて報告が出来ませんでした。5月の下旬は「神秘の絶景ドラゴンアイと新緑の奥入瀬渓流と三陸の歴史」なるツアーに参加し、宮城県と岩手県そして秋田県から青森県を回って来ました。詳細は後日ですが、531日から62日まで新潟県高田市での「高田城ロードレース」に参加し、62日から御殿場まで足を延ばし、翌3日に行われた「陸上自衛隊東富士演習場」での実弾演習を見学してきました。激しい雨の降る中での実弾訓練でしたが、火砲の音のすさまじさと閃光に度肝を抜かれました。この件も後日報告致します。などと、東日本を飛び回った報告のさわりを切り口に、毛利のアドレス帳に載っている方々へBCCにて配信しております。メーリングリスト該当者は外したつもりでしたが、混入しておりましたらご容赦ください。

 

コメの値段が納まりませんね。納まらないと言う事は高すぎると言う事です。農水省と言うお役所が「備蓄米」とか称するコメを緊急放出したとの事ですが、報道によりますと「約21万トンのうち、413日までにスーパーなどの小売店に届いたのは1.4%の3018トンだった」との事です。422日の記者会見で江藤とか言う大臣が謝罪しておりましたが、何ですって「引っ越し等で運転手が確保出来なかったため、輸送に停滞が生じた」だと。馬鹿にするのもいい加減にして欲しいですね。

言い訳を聞いていると運転手不足が原因との事だが、JAなど組織の運転手は繁忙の折には引っ越し業務に従事しても良いことになっているのでしょうか。運転手のせいにしておりますが、自分達が勧めて来た「減反政策」の間違いと「コメの生産量の誤認」には全く触れておりません。多くの評論家と称する人々が、農水省の誤りを指摘しているにも関わらず過ちを認めてません。まあ、この事を認めると、農水省の先輩諸氏の過ちを指摘する事になるから、口が裂けても言えないのでしょうね。役所とはこんなものなのです。

 

今、「子ども食堂」への支援に力を注いでおります。裕福だと言われる「港区」ですら、幾つかの子ども食堂があるとの事です。まあ、有って当然ですし以前から近所の子ども食堂への支援は細々とですが続けて来ました。そんな折、我々の老人会「PASの会」へ人を介して「話をさせてほしい」と乗り込んできた方がおられました。話を聞けば「子ども食堂」への支援物資を集積する為の組織を立ち上げたと言う事で、組織への支援を依頼されたことが切っ掛けでした。

これまで、月一回の頻度でしかありませんが、4回ほど集めてみました。一回目は評判を呼びおコメや菓子類などが集まりましたが、二回目は少なかったですね。考えてみれば、年寄の家に備蓄されている食料などが、ふんだんに在る訳ではないのです。併設されているコンビニ(建物内に設置されている)を冷蔵庫代わりにして、その都度食べるだけの食材を確保すれば済む話なので、余り物などと言う品物は少ないのであります。

そこで、集会の折「家庭で余っている食材の提供をお願いしたが、余っている食材などは少ないと思う。皆さんが赤十字やユネスコなどに支援している半分でも資金として回し、食材を準備してもらいたい」旨の依頼をしました。そうすると集まるものですね。35×55×32㎝ほどのコンテナに二杯分が集まりました。これを集配業者が集める事になる訳ですが、この様な組織体にするまでを考えれば、支援にも力が入ります。しかし、時節柄、コメの支援は少ないですね。初回と二回目は5kgのコメがコンテナに入りましたが、三回目はコメはありませんでした。次回はスーパーからコメを買い準備しようと思っております。それまで、値下がりしていることを期待しております。石破さん頑張って。

 

などと、悠長に構えておりましたら大臣の更迭では無いですか。今度は小泉進次郎さんだとか、大丈夫ですかね。と、言うのは、前の江藤拓大臣は世襲議員でのボンボンですよ。小泉も言わずと知れた小泉純一郎元首相からの世襲議員ですよ。まあ、世襲議員がはびこるのは現行の選挙制度上やむを得ない部分はありますが、議員も世襲制の餌食になってしまいましたね。余程儲かるのでしょうね。国会議員は二世・三世のオンパレードでは無いですか。

思いつく歴代の首相を覗いて見ても今の石破も世襲議員ですし、その前の岸田もそうですね。その前の菅は間違って首相になってしまいましたが、その前は「諸悪の根源」とも言うべき安倍晋三ではないですか。そしてその前が麻生太郎ですよ。わが国は、何時から世襲議員によって操られる国になってしまったのでしょうか。議員になるためには「地盤」「看板」「鞄」なる「三つのバン」いわゆる「三バン」が必要だと言われております。言わずと知れた組織力、知名度、資金力をこの様に揶揄しているのでが、志のある人物でもこの「三バン」を兼ね備えるのは難しい事なのです。

それを良いこととし、親父が培った組織を継承し、親父が培った知名度を利用し、親父がため込んだ裏金を湯水のごとく使いまくるのですから、我々の様な庶民は太刀打ちできません。昔は「井戸塀議員」と呼ばれ、政治のため私財を投げうって社会に尽くし、気が付けば井戸と塀しか残っていなかったと言われる政治家がいたものですが、このところこの様な人はおりませんね。皆さん、裏金をどの様にだまして手に入れるかばかり考えているのではありませんか。情けないですね。

 

何とかなりませんかね。などと、嘆いている時「コメの販売価格は2000円にする」との発言が飛び出しましたね。この日の朝の記者会見では「2000円台」と言っていたのが、夕方には2000円ですよ。この様な豹変を朝令暮改とも言いますが、この様な変更は大歓迎ですね。矢張り、小泉進次郎は並みの政治家ではありませんね。頑張ってもらいたいですね。などと言っている頃「古古古米」ですから4年前に産したコメになりますが、5kg1800円で売り出すと言うではありませんか。序に、農政改革が断行されれば良いですね。頼みますよ小泉さん。

令和767日      毛利

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